フランクミュラーが流行り始めた2002年から2003年にかけて、3針通常モデルの高い方のやつとして憧れられたのがコレ、コンキスタドールです。今も当時もフランクミュラーの3針ステンレスモデルはカサブランカとコンキスタドールの2本立て。で、より高くよりスポーティーなのがこのコンキスタドールです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2013年6月 の安値(ヤフオク) |
2016年4月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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フランクミュラー
コンキスタドール 黒文字盤 ラバーベルト 8002SC |
中古 | 2年 10ヶ月 |
¥298,000 | ¥429,840 | 131,840 | 144.24% |
コンキスタドール、ステンレスブレスレットモデルとラバーバンド、革ベルトモデルがあるのです。
革ベルトモデルはブルガリのようにデザイン的に特徴のある革ベルト。よって他社製革ベルトをつけることが実質できません。
時計店でよく売っていたのはステンレスブレスレットとラバーバンド。
特にラバーバンドはフランクミュラーのデザインにラバーというカジュアルスポーツ要素が加わったので、気になる1本でした。
当時のラバーベルト搭載の高級腕時計というと、
ぐらいしか選択肢がなく、フランクミュラーのようなブランドで“ラバーベルト”となると目立つ存在だったのです。
ラバーベルトとステンレスブレスレットの価格差は約10万円以内だったと思います。
ヨットマスターロレジウムの新品が698,000円だった頃、コンキスタドールのラバーベルト仕様も同じく698,000円。
どちらを買うか迷った方は多いのではないでしょうか。
2000年代前半に有難がられたコンキスタドールも、時が経つと安値傾向となり、今ではパネライルミノールベースよりも安い相場となっています。
これが698,000円もした頃、ルミノールベースは35万円ぐらいで購入可能だったので、過去の投資実績としてはパネライの方に軍配が上がります。
フランクミュラーって日本国内代理店が販売したモノでないと国内でのサービスが受けられないことは有名です。
よって、この時計、ラバーベルトが傷んでしまったらどうするのでしょう。
とはいっても多くの並行品が流通してから15年近く経っている訳で、今でもラバーベルトが傷んで“大変なことになっている”モノを見かけない、ということは何かしらの手段があるのでしょう。
2016年現在においても、ラバーベルトの時計ってあまり多くありません。
よって、これから夏を迎えるこの時期に、ラバーベルトの時計がなんだか気になる方は、ちょっとだけ検討してもいいかもしれませんね。
もっとも、価格的なライバル、パネライルミノールのほうに軍配が上がってしまいそうですが、、これ、かつてはルミノールベースより高いこと、考慮してみると、ちょっとだけ良いと思いませんか。