このW7100016は、カリブルドゥカルティエのブレスレットモデルですが、2010年デビューではなく、2011年にデビューしたモデルです。
2014年において、このモデルは中古で60万円台という水準でしたが、当時の感覚としては、自社製ムーブメントという新しい要素を持ったカルティエだから、そのような価格帯なのだろうと思っていました。
しかし、2017年に、このW7100016は40万円台前半となっており、自社製ムーブメントという要素があるモデルの中では、かなり安い価格帯に位置するモデルとなっていたのです。
その時点から、現在にかけて5万円ほどこのW7100016は高くなっているわけですが、これは同じく自社製ムーブメントを搭載するパネライの560番などと同水準だといえます。
依然として、自社製ムーブメントという要素がある腕時計の中では、安い価格帯に位置するということになりますが、他の自社製ムーブメント搭載モデルと同水準にまで回復しているため、今後もどのような評価になるか興味深いと思います。
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