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120万円台で買える2000年代パテック、ゴンドーロ5111G

この5111G130万円だった2017年1月という時期は、デイトナ16520が目立って値上がりしていた時代ですが、それ以外の腕時計の多くは目立って値動きしてはいませんでした。

パテックフィリップでも、ノーチラス5711/1A青文字盤は300万円台で購入可能だったというように、今と比較して「かなり安い」と思う腕時計が多々あります。

2017年1月という時期において、この5111G130万円という水準は「相対的に安い」と感じたのですが、その時期から2年経った現在においても大きく値動きしていないのです。

2017年と比較して高くなったパテックフィリップは、ノーチラスなどスポーツモデルが目立ちますが、カラトラバの5296などシンプルなモデルでも値動きしています。また、それまで目立った値動きをすることがなかったスカルプチャーも2017年からは目立った値動きとなっています。

そういった傾向があるにもかかわらず、このゴンドーロ5111Gは値動きしておらず、相変わらずお得感のある価格帯に位置します。

パテックフィリップは高くなったから買えないと思っている方にとって、この5111Gはなかなか穴場的存在といえるのではないでしょうか。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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