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2019年4月19日更新

2年半で値上がりした、レマンフライバッククロノグラフ2185F-1130-71

ブランパンの腕時計の多くは、

  • 最高級ブランド
  • 作りがよい
  • という内容の割に中古相場が安く、腕時計ファンからは狙い目だと思われる存在だと思います。

    しかし、そんなブランパンも2017年頃からフィフティファゾムスなど目立って値上がりするモデルが出現し、徐々にその良さを理解する人が増えたと感じます。

    とはいえ、エアコマンドなどは2016年頃から大きく価格帯が変わらず、良い要素を持っているにもかかわらず、相対的に安価で購入可能という状態が変わっていないモデルもあります。

    そういった状況のブランパンですが、このレマンフライバッククロノグラフは、久々に目立って評価されているモデルとなっており、2016年10月から約2年半という期間で16万円近い値上がりとなっています。

    ブランパンといえば、ロシアのプーチン大統領愛用のブランドとして有名ですが、プーチン大統領はパテックフィリップグランドコンプリケーションなど多くの腕時計を所有していると言われています。

    プーチン大統領が愛用するブランパンこそ、このレマンシリーズなのですが、大統領かつ腕時計マニアという目線で、このモデルを選んだという点は重要だと感じます。

    このレマンのフライバッククロノグラフは、この2年半で15万円以上の値上がりとなったわけですが、今の水準でも内容などを考慮するとそれほど高いとは感じません。

    よって、いい時計が欲しいという方にとっては、まだまだお得感を感じる価格帯で入手可能な1本だといえます。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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