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2019年4月26日更新

拡大鏡あり白文字盤の最終モデル、パシャC W31015M7

1995年にカジュアルなパシャとして登場したパシャC

第一次腕時計ブームの2000年前後には、男性からも支持が高く、当時は人気度的にも実勢価格の観点でも、ロレックスと迷われる存在だったといえます。

ただ、今ではパシャCは女性用というイメージが強く、中古でも「レディース」という記載が目立ちます。

実際、パシャCは、2005年前後の時期から女性用というキャラクターが強くなるのですが、そうなった理由は、パシャシータイマーが新たに登場したことが大きいでしょう。

それまで、パシャシリーズには、高級なパシャ38mm、もっと高級な女性用のパシャ(32mm)、カジュアルなパシャC、という3つのシリーズがあったのですが、2006年にシータイマーが追加されたことにより、カジュアルなパシャには2つのサイズが存在することとなったのです。

そして、そのシータイマー登場前後の時期から、パシャCはより女性を意識した印象を持つようになります。

現在、パシャCの中古を見てわかるように、パシャCにはスモールデイトとビッグデイトがあるのですが、それらは年式により異なる傾向です。

具体的には、

  • スモールデイト(拡大鏡あり)
  • ビッグデイト
  • スモーデイト(拡大鏡なし)
  • があるのですが、ビッグデイトの途中までが男性用という印象が強かったといえます。

    また、スモールデイトの拡大鏡ありだった時代ぐらいまでが、まさにロレックスと迷われる存在感だったといえますが、その中でも白文字盤と黒文字盤の人気が高かったと感じます。

    ちなみに、白文字盤がビッグデイト化された後でも、黒文字盤はしばらくスモールデイトのままでした。

    90年代といえば、発光塗料がトリチウムからルミノバに変わった時代ですが、その時期に、パシャCもルミノバへと変更。ルミノバとなった際は、裏蓋の表記形状も変わり、やや新しさを感じます。

    そのため、黒文字盤にはトリチウム時代とルミノバ世代が含まれており、個体によって文字盤表記と裏蓋が異なるのです。

    しかし、実は早々とビッグデイト化された白文字盤のスモールデイトにも、ルミノバ仕様が存在

    それこそ、2年ほど前の記事でも紹介した「L SWISS MADE L」のモデルなのですが、数が極端に少ない傾向があります。

    なぜなら、99年頃に登場してからすぐにビッグデイトに交代してしまったため、生産期間が短いのです。

    筆者は、この白文字盤が個人的に好きなため、日常的にウォッチするようにしているのですが、ここ数年は、1年に1度か2度ぐらいしか見かけません。

    そして、その相場は同じ白文字盤よりやや高いといったところなのですが、久々に登場した、「L SWISS MADE L」も、以前と同様の水準となっている様子です。

    カルティエパシャC(LSWISSMADEL表記)W31015M7の価格比較

    時計名 状態 2017年2月の安値(楽天) 期間 2019年4月の安値(楽天) 変動した額 残存価額
    カルティエ
    パシャC
    (L SWISS MADE L 表記)
    W31015M7
    中古 ¥162,000 2年 ¥167,400 5,400 103.33%
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