2016年8月において、この5146Jはノーチラスの5711/1Aと同じか、やや高いぐらいの価格帯に位置していましたが、2019年現在ではノーチラスの半額程度という状況となっています。
2017年以降、5711/1Aが目立って上昇した反面、この5146Jは値下がり傾向となっていますから、両者の相場が広がっても仕方がありません。
最近、パテックフィリップは高いと感じている人にとっては、この5146Jという存在は、なかなか狙い目といえるかもしれません。
もっとも、2011年時点では、5146J-010は約179万円という水準だったため、それと比較すると現在の水準でも100万円単位で上昇していることになります。
しかし、2016年8月以降、多くの時計が“さらに100万円”といった単位で上昇したことを考慮すると、2016年と変わらないどころか、やや値下がり傾向となっているこの5146Jは、現在において相対的に安く買える比較的人気度の高いパテックだといえるかと思います。
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