このPAM00093の値動きは、まさに“2000年代前半の青文字盤レアモデル”といった感じであり、PAM00069などと同じような動きだと感じます。
PAM00069は、40mmブレスレットのモデルですが、同じ時代の黒文字盤や白文字盤が40万円台であるのに対し、青文字盤の69番だけは50万円台という水準なのです。
ただ、パワーリザーブのPAM00093の場合は、黒文字盤のPAM00090との価格差が目立ちます。
現在PAM00090は約43万円という水準であるため、この93番との価格差は20万円以上もある状態です。
40mmブレスレットの場合、黒文字盤でもレアという印象がある一方、パワーリザーブの場合、黒文字盤はあまりレアという印象がありません。
まして、パワーリザーブの青文字盤には「チタン」という要素があるため、40mmブレスレットよりもパワーリザーブのほうが青文字盤と黒文字盤の価格差が大きいのだと思います。
最近、オーソドックスなモデルの値下がりが目立つ印象のパネライですが、この青文字盤パワーリザーブのように“レア”という要素がある場合は、値上がり傾向となっている事例が多いと感じます。
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