かつてロレックスに存在したクォーツモデル、オイスタークォーツ。
デイデイトとデイトジャストに用意され、当時の定価は機械式を上回る水準でした。
見た目も、機械式のオイスターとは明らかに異なるデザインが採用され、当時のフラッグシップモデルという力の入れようをそこから感じます。
しかし、そんなオイスタークォーツは、ロレックスブームとなった2000年前後という時代には、全く評価されない存在となっていたのです。
その頃既に、オイスタークォーツは「古臭い過去のモデル」という印象があったように感じますが、実は2001年頃まで製造されており、ロレックスブーム時には現行だったのです。
そんなオイスタークォーツは、生産終了後も全く注目されることがなく、アベノミクス以降の時代でも、ロレックスとしては異例に安い価格帯とった存在でした。アベノミクス以降、“ロレックスとして安い価格帯”は、5桁エアキングの20万円台という水準になったかと思いますが、それに対してオイスタークォーツのデイトジャストは10万円台という相場だったのです。
また、店頭でもオイスタークォーツは、通常のロレックスとは別のケースに展示されているなど、やや異なるものというように扱われることを見かけました。ただ、ファンがいないわけではなく、海外でもオイスタークォーツを中心にコレクションするマニアがいるなど、一部の熱狂的なファンに好まれるという傾向があったといえます。
しかし今、そんなオイスタークォーツのデイトジャストに異変が起きているのです。
現在、17000は30万円台後半という水準になっており、ちょうど6年前と比較して約18万円の値上がり状態なのです。
そして、重要なのはこの値動きよりも、他の5桁と同等の評価となったという点です。
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ロレックスデイトジャスト銀文字盤バー17000の価格比較
時計名 | 状態 | 2013年6月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2019年6月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス デイトジャスト 銀文字盤バー 17000 |
中古 | ¥194,250 | 6年 0ヶ月 |
¥375,840 | 181,590 | 193.48% |