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約2年半で60万円近い値動き、ロイヤルオークデュアルタイム25730ST.0.0789ST.09

約2年半で60万円近い値動きというのは、さすが雲上スポーツという印象になり、優秀だと思う一方で、その評価は2016年でも、2019年現在でも3針と変わらない価格帯という点が気になるとも感じます。

パテックフィリップの場合、一時的に5711/1A5712/1Aの価格序列が逆転したことがありますが、基本的にはコンプリケーションのほうが高い水準。

それに対して、ロイヤルオークの場合はデュアルタイムと3針が同じような価格帯に位置しているのです。

確かに、デュアルタイムはなんとなくコンプリケーションという印象が薄いようにも感じますし、3針人気が高いのはわかります。

ただ、ノーチラスアクアノートオーバーシーズの事例を見ると、3針よりコンプリケーションのほうが高い傾向があるため、なぜロイヤルオークだけ3針の評価が高いのかということが気になります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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