青文字盤といえば、ここ数年は、116622の中で最も安いという傾向があったといえます。
特にプラチナ文字盤が廃止となった2017年末頃からは、そういった印象が強く、2016年デビューのダークロジウム文字盤が1位、生産終了のプラチナ文字盤が2位だとしたならば、青文字盤はそれらより10万円単位で安いという傾向があたっと感じます。
それが、現在では、なんとプラチナ文字盤よりも高い水準に位置しているのです。
116622といえば、今年のバーゼルで新モデルにモデルチェンジされたため、生産終了という要素がありますが、新モデルでもほぼ見た目が変わらない青文字盤が存在するため、このタイミングで青文字盤が高くなったのは意外です。
新しい126622には、ダークロジウムと青文字盤がラインナップされている一方で、かつてロレジウムに唯一用意されていたプラチナ文字盤はありません。
ですから、生産終了となったプラチナ文字盤が、116622で評価されるのかと思いきや、プラチナ文字盤は今のところ変化がないのです。
なぜ、青文字盤が評価されたのか、その理由は不明ですが、
という意外に意外を重ねたような出来事は、かなり面白いといえます。
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