2019年に入って、ノーチラスの値動きがよりいっそう活発化している印象がありますが、その中でも、特に値動きが派手といえるのがクロノグラフの5980/1Aです。
5980/1Aは、数年前の段階からも、値動きが派手という印象があり、一度に動く額が100万円単位。なおかつそれを何度も繰り返したという傾向があります。
とはいえ、そういった値動きとなっていた5980/1Aでも、2018年までの水準は“高いモデル”でも800万円台後半という水準でした。
この“高いモデル”というのは、文字盤色による差なのですが、以前から5980/1Aで最も高いのは、2010年に登場した5980/1A-014という傾向があります。
逆に、最も安いのは、青文字盤の-001で、-014より100万円程度安いということも珍しくありません。
それが2019年になると、その“安いほう”の青文字盤を基準としても、5980/1Aの中古ボトム価格は、1000万円以上という水準となったのです。
そういったことから、筆者としては5980/1A-014の中古はどのような水準となったのか気になっていたのですが、ここ数ヶ月、-014は中古でなかなか見かけなかったのです。
そして今回、久々に-014が登場したため、記事にすることができたのですが、その水準はやはり青文字盤より高い状況となっています。
さて、そんな5980/1A-014の現在価格は、なんと1480万円となっているのですが、最も安い5980/1A-001でも約1393万円であることから、-014の1480万円という価格は自然だといえます。
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パテックフィリップノーチラス5980/1A-014の価格比較
時計名 | 状態 | 2018年4月の安値(楽天) | 期間 | 2019年6月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ ノーチラス 5980/1A-014 |
中古 | ¥8,780,000 | 1年 2ヶ月 |
¥14,800,000 | 6,020,000 | 168.56% |