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100万円以上の水準、ルミノールクロノPAM00052

PAM00052というモデルは、1999年に限定モデルとしてデビューしましたが、翌年“レギュラーモデル”として登場したPAM00072と、2016年頃までは大きく異なる相場ではありませんでした。

52番と72番の違いは、限定モデルか否かという他にも2つあり、1つは52番にデイトが無いという点、もう一つは文字盤の配色です。

PAM00072といえば、3つのインダイヤルが黒ですが、52番は銀。そのため、見た目的にも大きな差があり、限定モデルらしい希少性を感じることができると思います。

ちなみに、52番には、ベゼル部分にタキメーターがあるものと無いものが存在しますが、それは後から交換されたのか、それとも新品時点で2つの仕様があったのかは不明です。

これまでタキメーターの有無で相場が異なるという様子は見受けられませんでしたが、見た目的にはタキメーター有りのほうが人気要素だと思います。

ただ、その一方で、タキメーターなしの個体には、初期モデルらしい希少性を感じるともいえます。

現在のところ、数が少ない52番に対して、タキメーターという詳細部分が話題になっていることはない様子ですが、希少要素であることに違いはないでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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