さて、そんなブランパンのこの時計。

2000年に200本限定で出た、

という内容です。

200本限定で上記の内容ってのがブランディングとしては正直微妙。どうせなら、ローズゴールドにするとか、オニキスダイヤルにするとかして欲しかったです。

とはいえ16年も前のこと。今更言っても仕方がありません。

ということで、この時計。

どのように見ればよいかというと、ロレックスと比べればよいのです。

で、何と比べるかというと、デイトジャスト！

ドレス系のステンレスブレスレットというとデイトジャストが相場の基準値にいます。

相場はまさにその通り！

デイトジャスト（5連コンビ、5桁リファレンス）と2012年の相場、現在の相場が同じなのです。

さて、そうすると考えるのは1つ。

自分だったらデイトジャストを買いたいか、それともブランパンが良いか。

ちなみに定価もどちらも同じぐらい。

つまり、価格的には全く同じと言って良いので比べる余地がありません。

ということは、内容とブランドで評価するしかありません。

まずデイトジャスト。

という利点があります。

対してブランパン。

という感じでしょう。

裏スケって、当然ですが裏蓋がガラスでできています。これ所有満足感的には良いのですが、結構張り付くのでつけ心地的には良いとはいえません。

ということで、毎日つけるにはロレックスのほうが便利そう。

ただ、見た目的に、ベンツに対するアウディのような、というかサーブのようなブランパン。

「ロレックスはいかにも、ッて感じでいやだ」

と思う人にブランパンのシンプルなデザインは持って来いだと思います。

そして腕時計投資としての観点から見るとどうなるか。

ロレックス、ブランパンともに約10万円の値上がりをしています。

ただし、処分のしやすさはロレックスのほうが上なのは間違いないでしょう。

よって、4年前であればロレックスが正解。

しかし、これだけ値上がりしたロレックス。レギュラーモデルのデイトジャストがこれ以上値上がりするか、と言われたらそんなに自信はありません。

対してブランパン、一番上に書いたとおり、微妙なブランド＝知名度が低いので、今後に期待できます。

ということで、今デイトジャストを買うならこのニュークラシック2000のほうが良いと思うのです。