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1年で50万円以上の上昇、ロイヤルオーク15300ST.OO.1220ST.01

15400ST15300STも、2017年頃までは120万円台といった水準で購入可能でしたが、2018年からは、目立った値動きをするようになり、その結果両者は200万円近い価格帯にまで上昇。

そして、その後も値動きは停滞することなく、15400ST15300STも、2019年の今では200万円以上という水準となっているのです。

ただ、2018年の段階では15400ST15300STの価格差はあまり無かったのが、今では15400STのほうが15300STより30万円程度高い様子。

ともに値上がり傾向となっている両者ですが、この1年では15400STのほうが優秀な動きとなっています。

筆者個人的には、15300STのバランスのほうが好きなため、15400STより高くても良いのではとも感じてしまいますが、同じモデルの場合、大きいほうが高いという傾向があるため、現在の15400ST15300STの価格序列は自然ともいえます。

売出し数の観点では、15300STのほうが少ないようですが、どちらもそれほど数が多いわけではないため、15300STが特にレアと評価される可能性はあまりないでしょう。

今後の値動きとしては、おそらく15400STに連動したような値動きをするのではないかというふうに、筆者は予測しています。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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