時計ショップでもあまり見かけないボーム&メルシエ。
それなのにそこそこ一定の中古流通量があるのはなぜでしょう。
それはデパート等、正規代理店での販売が多いからなのでしょう。
ブランドの立ち位置的にも価格的にも、デパートで扱いやすい時計なのだと思います。
しかし時計ファンからの人気はあまりなく、定価に対して中古価格はかなり安め。
やはり人気のある時計は時計ショップで売られ良い経済循環が起きているのが重要。
時計の内容的にもオメガのライバルなのか、何のライバルなのかはっきりとしないのが勿体無い。
以前私はこの140周年記念モデルのケープランドがすごくかっこ良い!と思ったのですが、140万円という定価に気が引けてしまいました。
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しかし実際の流通価格は30万円台。
140万円で買ってしまったら100万円以上損するとこでした。
このケープランド、文字盤のデザインとかホワイトゴールドケースの形状とか他にない感じがして良いと思ったのです。
ただ今見ると、ケースの裏側の仕上げがちょっとよくありませんね。
この限定モデルだけでなく、バーイデックス文字盤を通常モデルにも用意して欲しかったと思います。
ただケープランド、10万円以下という相場ながら2010年と比べると値上がりしているではありませんか。
この相場だとブルガリのスポーツモデル並みなので、昔よりだいぶ評価されていると言って良いと思います。
ケープランドはケースのデザインがかっこよい。
ただ、オメガやタグホイヤーの価格帯でありながらフォーマル、という立ち位置が難しいブランド。
この5年でブランドロゴのデザイン変えたりモデルチェンジしたりしていますが、今後どのような方向性になるのか興味があります。
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