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150万円台に下落、サブマリーナ116610LV

116610LV116710BLNRの相場が同じような水準になるというのは興味深い現象ですが、どちらか一方が「生産終了」なって急上昇しても、逆に急激に値下がりしても、連動するかのように同じ相場になるのが興味深いといえます。

この116610LVは、116710BLNRが急激に値上がりした後から、同じような値動きとなりましたが、これまでの動きは以下のような様子です。

2018年まで120万円台だったのが、2019年1月に130万円台に変化。

その後は、3月に140万円台、4月に150万円台と変化し、6月には170万円台となり、116710BLNRに遜色ない水準に達したのです。

そういった意味では、8月現在の水準は4月時点と同等といえるわけで、4ヶ月前の水準に逆戻りしたといえます。

このような動きは、筆者としては2016年の夏を思い出し、今後どうなるのか興味深いと感じています。

ちなみに、6月時点では、この116610LVのほうが116710BLNRより若干高い水準でしたが、大幅に値下がりした現在でもそれは同様の様子。

116710BLNR140万円台となっている一方で、この116610LV150万円台に留まっています。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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