近頃、人気モデルの値下がりが目立っているロレックスですが、それらの特徴としては、2019年に目立って上昇し、その後下落したという点があります。
例えば、116710BLNRは5月にピークに達し、8月現在では2月時点と同等の水準に戻っている状態です。
他のモデルでもそういった傾向は多く、現在値下がりしているロレックスの多くは、2018年以下の水準にはなっていないのです。
しかし、そんなロレックスでも、2018年以下の水準になってしまっているモデルが存在。
それが、116509のメテオライト文字盤です。
メテオライト文字盤といえば、まさに「隕石」素材の文字盤として有名な存在で、WGにのみ用意されています。
WGのデイトナといえば、2004年にブレスレットモデルが追加されてからデイトナの頂点といった印象があった一方、2013年にプラチナが登場してからは影が薄くなったという印象があります。
実際それは、中古相場を見ると分かりやすく、2010年頃の段階ではYGよりだいぶ高い相場だったのが、現在ではYGより安いぐらいというようになっているわけです。
けれども、メテオライト文字盤に関しては、そういったWGデイトナの事情とは例外だといえます。
なぜなら、上にも述べたようにWGにしかないからです。
ですから、メテオライト文字盤の116509に対しては、濃いキャラクター性を感じることができ、2017年や2018年においては目立って値上がり傾向だったわけです。また、2017年に生産終了となったことも、値上がり傾向に影響を与えたといえるでしょう。
しかしそんな116509のメテオライト文字盤は今、なんと2018年4月と比較して13万円ほどの値下がり状態。
同じ値下がりでも、他のロレックスとは異なる様子の値下がりだと感じます。
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ロレックスデイトナメテオライト文字盤116509の価格比較
時計名 | 状態 | 2018年4月の安値(楽天) | 期間 | 2019年8月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス デイトナ メテオライト文字盤 116509 |
中古 | ¥3,583,900 | 1年 4ヶ月 |
¥3,450,000 | -133,900 | 96.26% |