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13万円の値下がり、15400ST.OO.1220ST.02

15400ST.OO.1220ST.02の現在水準は265万円で、7月と比較して13万円の値下がり傾向となっています。

では、この265万円という現在ボトム価格は、2018年以降どのぐらいの水準なのでしょう。

その答えは、実に“2番目に高い”となるわけで、13万円という値下がりインパクトとは裏腹に、意外と値下がりしたわけではないという事がわかります。

実際、2019年5月における15400ST.OO.1220ST.02の水準は、約241万円だったため、現在の265万円より24万円程度も高いわけです。

はやり、そういった傾向から感じるのは、7月をピークとして15400ST.OO.1220ST.02の値動きが落ち着いたという点。

こういった値動きは、カラーベゼルの現行世代など、最近ロレックスに見られますが、それが、ロイヤルオークの15400ST.OO.1220ST.02にも共通しているというのは、やはり興味深いという感想になります。

ちなみに、記事準備中には258万円という個体がありましたが、そちらは早く売れてしまいました。そういった意味では、なかなかな需要があるモデルだと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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