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ボンド記念モデル、アクアテラ 231.10.42.21.03.004

2018年の中古相場と比較して、現在は値上がり傾向といえる状況です。

しかし、このモデルが登場した2015年の新品実勢価格は、約61万円(安い順3社平均値)だったため、現在の水準は、一時的に安くなりすぎた価格帯からの回復傾向といえるかと思います。

2018年の中古は、2015年の新品実勢価格の約半額。デビューから3年程度でそういった値動きとなるのは、かなり評価されていなかったといえます。

ですから、今の水準は、やはり2018年から回復したというように思うわけです。

なおこの時計、他のアクアテラがそうであるように、15000ガウスの耐磁性能を備えているのですが、文字盤には「15007ガウス」「007」のロゴを組みわわせて表示するという粋な演出がなされています。

他のアクアテラと比較して7ガウス性能が向上しているようですが、それを実現させるための特殊機構が搭載されているかは分かりません。

ちなみに、限定本数も15007ということで、なにかと数字にこだわっている1本であります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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