2018年から値下がり傾向が目立つパネライですが、このPAM00060のような限定モデルといった存在は、値上がりしている様子が珍しくありません。
このPAM00060は、2017年に約121万円という水準だったわけですが、2016年7月時点では138万円でした。
2016年夏頃といえば、腕時計が全体的に安い時期。2017年6月といえば、多くの腕時計が値上がり傾向だった時代であるため、PAM00060の値動きは多くの腕時計に対して逆の動きとなっていたといえます。
そんなPAM00060という存在は、2019年9月の今、200万円以上という水準に達しているわけですが、これもまた、最近の値下がり傾向とは異なる動きだといえるかもしれません。
ただし、最近値下がりしている時計の多くは、「現行・人気」という要素が多く、「マニアック・レア」という要素のモデルに関しては、値上がりしているケースも見かけます。
そういった意味では、このPAM00060もマニアックかつレアな存在であるため、値上がり傾向となっていて不思議ではないといえるでしょう。
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