ノーチラスやアクアノートの場合、現在でも10万円単位の上昇となっていますが、デイトナ116520の場合は、それと比べると地味な動きです。
ただ116520は、2017年以降、現行モデルと同じような動きとなっており、特にアクアノートとは異なる動きをしてきました。
アクアノートの場合、2018年から特に評価された傾向があり、需要の変化を感じます。それは、評価されているアクアノートに対する、ある種のマニアックさからも、そのような変化を捉えることができると思うわけです。
しかし、116520の場合、2016年初頭まで現行モデルでしたし、現行時代には「腕時計の王様」とすら呼ばれていた、メジャーなモデル。
第1世代のアクアノートより、「マニアック」という要素はかなり薄いといえます。
ただ、そんな116520も2019年の今となっては生産終了から3年が経過し、徐々に「旧世代」という印象が強くなってきた時期なのかもしれません。
そういった意味では、この116520についても、やや「マニアック」という要素が付加されているともいえるわけですが、そうすると、今のような相場変動は自然だと感じるわけです。
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