オーバーシーズといえば、主に第1世代が値動きしないという印象がありましたが、近頃ではその世代でもクロノグラフが目立った動きとなっていると感じます。
ただ、そういった動きでも同じ雲上スポーツの他モデルと比較すると値動きが地味な印象は否めません。
しかし、そんな印象があるなか、このデュアルタイムは、2度にわたって18万円前後の上昇を達成。
これは、かつての15400STの動きと似ている点があるとも感じます。
ロイヤルオークの15400STは最近目立った動きをするという印象がありますが、実は値動きするようになったのは2018年1月になってから。その際、15400STは約48万円ほどの上昇となったのですが、その後も値上がり傾向が続いていました。
その頃の15400STと比べると、今のデュアルタイムの値動きは、その半分程度という水準ですが、それでもこれまでのオーバーシーズの印象からすると動くようになったと感じます。
なおこの時計、2009年2月の水準は約79万円だったため、それと比べると今の水準でも84万円程度の上昇となっているのです。
ですから、10年前と比較するとこのデュアルタイムは2倍になっているわけで、やはり雲上スポーツの強さを感じる要素があるといえるのです。
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