ステンレスのデイトナといえば、「腕時計の王様」と言われるように、いつの時代も大人気モデルの中心的存在という印象があります。
16520以降、黒文字盤と白文字盤をラインナップするSSデイトナは、この20年ほどの間において、黒文字盤人気が高かったわけなのですが、この116500LNからは「白文字盤が最も人気」となりました。
ですから、116500LNの白文字盤こそ、現代の人気モデルの中心的存在といえるわけなのですが、その印象の通り、これまで目立った上昇傾向が続いていました。
デビュー年である2016年の新品実勢価格(安い順の3社平均値)は194万9333円だったのですが、その翌年2017年の中古相場は、それよりも高い水準となりました。
そして、それ以降もそういった傾向は変わらず、2019年6月には、中古ボトム価格が約288万円という水準にまで達していたのです。
従来、SSデイトナの新品実勢価格は高くても150万円程度という印象があったため、2016年時点の116500LNは、過去のデイトナと比べて最高値状態といえたわけで、当然ながら当時は「高い!」という印象があったわけです。
ちなみに、116520の場合、デビュー時の新品実勢価格は155万円(黒文字盤、税込)でしたが、その後は値下がりしています。
デビュー時の新品実勢価格を中古が上回ったのは2018年になってからのことであるため、それまでの常識では「人気モデルは、デビュー時の実勢価格が最も高い」というイメージがあったわけです。
しかし、116500LNは、デビューした2016年より2017年のほうが高く、それ以降も値上がりが続きました。
そういったことから、デイトナ116500LN白文字盤は、まさに最強の腕時計といえたのですが、そんな白文字盤でも、2019年7月以降の値下がりトレンドには同調している様子となっています。
これまでデビュー以降値上がりが続いていた116500LN白文字盤ですが、現在の中古ボトム価格は約255万円という水準。これは、6月と比べて32万円程度の下落ということになるのです。
ロレックスデイトナ白文字盤116500LNの価格比較
時計名 | 状態 | 2019年6月の安値(楽天) | 期間 | 2019年10月の安値(ヤフーショッピング) | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス デイトナ 白文字盤 116500LN |
中古 | ¥2,886,470 | 0年 4ヶ月 |
¥2,559,000 | -327,470 | 88.66% |