多くの腕時計が安かった2010年と比べて、7万円程度の上昇という水準は、「あまり値上がりしていないのでは」と思われるかもしれません。
しかし、エルプリ搭載の40mmルミノールクロノを見ると、2010年よりもアベノミクス以降の時期のほうが値下がりしているということもあるわけです。
ですから、40mmルミノールの値動きとして、2010年との比較で7万円の上昇ということは、エルプリと同程度に優秀と見ることができます。
また、この168番の約87万円という水準は、ルミノールクロノのエルプリモデルに近いといえるため、価格帯の面でも、エルプリに匹敵する水準だといえます。
168番は、エルプリという要素がないにも関わらず、エルプリ搭載モデルに匹敵する相場となっているわけですが、なぜそうなのかというと、人気要素があるのだと思います。
168番の人気要素として考えられるのは、
という点ですが、特に「青文字盤」という要素は、今の時代において強い要素だと思います。
そして、それがエルプリ搭載モデルに共通する、
と相まって、魅力的な内容となっているのでしょう。
ちなみに、エルプリ搭載モデルには青文字盤がないため、チタンコンビ、40mmブレスレットといったルミノールクロノで青文字盤の組み合わせがほしいと思ったら、この168番しか選択肢はないと思います。
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