現在売られている145.022には、様々な条件がありますが、このボトム価格の個体には新しいブレスレットが装着されている模様です。
5thと6thを見分けるわかりやすい要素として、旧タイプのブレスレットという点があるため、新しめのブレスレットが装着されているこの個体は他と比べると安めだといえます。
しかし、極端に安いわけではなく、旧型ブレスレットの個体との価格差は5万円未満といったところ。
また、1970年前後に製造された個体でも、その価格帯は50万円台という水準で購入可能です。
「70年代頃のムーンウォッチ」というと、4桁ロレックスのように「なんだか高そう」と思うところですが、実は安く買おうと思えば、40万円台、50万円台という水準でも手に入るのです。
もちろん、145.022には条件によって200万円台という個体がありますが、その一方で、古めの年式でも50万円台という水準で購入可能な個体があります。
ですから、今のところ5thは「年式が古い」ということだけによる評価はあまりないといえるのです。
スピードマスタープロフェッショナルは、ロレックスデイトナとも比較されるほどの有名モデルですが、そのクラシカルモデルが意外とそこまで評価されていないというのは興味深い現象だと思います。
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