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80万円台で味わえるパテックの世界観、カラトラバ3796J

「最後の腕時計」と言われる96と、「最初のパテック」と言われる3796は、かつて近い価格帯に位置していましたが、近頃96のほうは200万円台となっている様子。

2010年頃、96も70万円前後という水準で購入可能だったわけですから、この9年間における変動額は、かなり異なるといえるわけです。

3796のほうは96ほどの変化がなく、現在水準でも80万円台。その結果、2019年現在、96と3796では、随分異なる価格帯に変化したといえます。

パテックフィリップが全体的に高い印象の今、80万円台という水準で購入可能な3796という存在は、パテックフィリップの世界観を味わう1本として安く買えるため、高くて買えないと思っている方にとっては、狙い目な1本といえるのではないでしょうか。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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