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2019年の様子、ルミノールマリーナPAM00069

近頃パネライにおいて感じるのは、値動きにこれといった法則性を感じることができないという点だと思います。

例えば、ロレックスの場合、『リーマンショック後は安くアベノミクス以降は値上がり』という傾向がありますが、この69番はリーマンショック後の時代でも結構高かったわけです。

この69番同様、ルミノールクロノの52番、72番なども、2009年頃より2016年のほうが安いという傾向があります。

そして、それらも2016年⇒2018年頃では高くなりましたが、2019年夏過ぎではやや安くなっている印象です。

こういったことから、パネライの場合、

  • 2000年代前半モデルまでが評価されていることが多いと感じる
  • ただし、それらモデルの値動きはロレックスなどとは異なる傾向
  • という点を覚えておいたほうがよいといえるでしょう。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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