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2016年5月29日更新

凝縮されたツヤっと感、パテックカラトラバ5115J

この間意外な場所でカラトラバをしている人を目にして、やっぱり良いな、と思いました。

意外な場所というのはショッピングモールのフードコート。

筆者が何を食べようかな、と思ってぶらぶらしていたところ、一人の男性の腕にツヤっとした時計があることに気づいたのです。

で、フードコートをぶらぶらすること2周目、その時計はカラトラバ5115G(ホワイトゴールド)だと分かったのです。

5115といえば、90年代後半の代表的なカラトラバ

リューズガード付きのデザインは賛否ありました。

同じくリューズガード付きの5107と見た目は少し似ていますが、こちらはエナメル文字盤がとっても評価されています。

やはりカラトラバスモセコのイメージ。

5115はスモセコやエナメル文字盤を搭載しながらも35mmというちょうどよいサイズ

96時代の30mmは実用的には小さいですし、最近の42mmは大きすぎる。

よって35mm前後が非常に使い勝手が良いということ、多くの人が気づいているはずです。

こういう事情を反映してか、5115は50万円以上の値上がり。

このような時計がありそうで無い現在、この価格帯でも欲しいという人がいるのも分かります。

ツヤっと感と使い勝手の良さ、そういう魅力が5115にギュッと詰まっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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