2017年以降、ノーチラスが派手に値上がりする一方、そういった動きをしていなかったアクアノート。

ノーチラス5711/1Aが過去最高値水準を更新するといった動きだった頃、アクアノートの5167/1Aに関しては、2014年の水準をなかなか超えることがなかった状態でした。そのため、ノーチラスとの価格差が広がっていった傾向があったのです。

そんなアクアノート5167/1Aも2018年5月には2014年水準以上となり、その後は派手に上昇。また、第1世代の5065/1Aも今年400万円程度といった水準となったことにより、2019年においてアクアノートは、「さすがはスポーツ系」という値動きとなっていたように思います。

ただ、この5164Aに関しては、他のアクアノートとは異なる動きを以前からしていた傾向がありました。

それはどういった動きかというと、一言で言えば「ノーチラスに近い」といえるのですが、2017年の段階から、他のアクアノートと比べて抜きん出て高い価格帯。また、その値動きも派手だったのです。

そういったことから、この5164Aは、2019年上半期において、かなり派手な値動きとなっており、7月の段階で756万円という水準に到達。2018年11月の水準が約429万円でしたから、数ヶ月という間で320万円以上の値上がりとなっていたのです。

しかし、2019年夏頃からは、ロレックスやノーチラスなど、人気モデルの多くは値下がり傾向へと変化。

そして、この5164Aもノーチラス5711/1Aなどと同様、派手に値下がりし、10月時点で「3ヶ月で151万円の下落」という様子となっていたのです。

その際、この5164Aは600万円台という水準を保っていましたが、それから1ヶ月後の今、この5164Aはさらなる値下がりとなっている状況です。

その結果、ついに500万円台という水準となり、700万円台から「600万円台⇒500万円台」というように値下がりしたことになります。

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