ちなみに、2018年1月には、約224万円という新品実勢価格だったため、それを基準とすると、現在中古水準はさらに上昇していることになります。
この326934には、白、黒、青文字盤がありますが、最も人気なのがこの青文字盤。現在、白文字盤だと180万円台という中古水準であるのに対し、青文字盤は240万円台という水準。
文字盤色によって60万円近い相場差が生じているわけですが、それが「青:白」というのが面白いといえます。
文字盤色による価格差は20年ほど前の段階から、ロレックスでは珍しくない現象ですが、青文字盤が高いというのは、おそらく初のことだと思います。
もちろん、2014年に登場したミルガウスのZブルー文字盤がありますが、それは「Zブルー」という名称が与えられていたり、ミルガウス発表後7年目という段階で登場したため、特別感があると言えます。
それに対して、このスカイドゥエラーの青文字盤は、色合い的な意味でいうと、従来のデイトジャストやエアキングのキャラクターと大きく変わらないといえます。
それは、青文字盤だけでなく、黒、白文字盤に対しても同様なのですが、そのようなラインナップにおいて、青文字盤が飛び抜けて高いという現象は、これまでの常識だとかなり意外だといえるでしょう。
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