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80万円台になった、ヨットマスター16622

5月から値動きした額は、2万円程度といったところで、あまり驚く水準ではありません。

ただ、それよりも80万円台になったということが16622にとっては、かなり大きな出来事だといえるわけです。

ちなみに、5月と12月現在の間には消費増税がありましたが、それを考慮しても、16622は値上がりしていることに違いありません。

さて、80万円台というように、16622は凄い水準となっているわけですが、こういった印象は、2019年上半期に当てはまるといえます。

今の時代、むしろピーク時から値下がりといった様子となっているわけで、16622が相場全体を示すような値動きをするならば、例えばですが「2019年上半期に90万円台、12月現在で80万円台」もしくは「上半期77万円、現在69万円」といった感じになっていたかと思います。

けれども、現在の様子はそのどちらにも当てはまらないわけです。

となると、

  • 16622が相場全体を示すかのような動きではなくなった
  • 実は相場全体が再び上昇傾向となりつつある
  • といったことが考えられるわけですが、いずれにしても16622の動きは興味深いと思います。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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