ノーチラスといえば、ブレスレット専用モデルという印象がありますが、革ベルトモデルも存在。特に2006年以降の現行世代では、積極的に革ベルトモデルが展開されている様子があります。
革ベルトモデルの特徴として、3針といったシンプルなモデルではSSの展開をしなかったり、SSが用意されるのはコンプリケーションであるなど、高級要素との組み合わせというルールがあるようです。
そして、そんな革ベルトのノーチラスには、他のノーチラスにない仕様があるという点も面白いといえるでしょう。
まさに、この5711J-001はそれに該当するといえるのですが、一見シンプルな革ベルトモデルのどこが「他のノーチラスにはない仕様」なのかというと、意外や意外、それはYGという点であります。
YGの3針といえば、高級腕時計の典型的な組み合わせであるため、本来はいたって普通。レアとは程遠い要素だといえます。
けれども、現行世代のノーチラスについては、金無垢モデルがRGとなったため、YGはこの5711J-001ぐらいしかないということになるわけです(レディースは除く)。
そういった意味では、この5711J-001は一見オーソドックスであるものの、実はレアという意外性を秘めているわけで、尖ったノーチラスの1つだと見ることができるかと思います。
しかしながら、これまでこの5711J-001はあまり評価されていたとはいえず、2018年7月の段階では、現行世代のメンズサイズにおいて最も安価という状況となっていました。
そんな5711J-001ですが、2018年7月から1年5ヶ月が経過した今、随分異なる価格帯へと変化し、現行世代ノーチラスで最も安いという価格帯からも脱した様子であるのです。
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パテックフィリップノーチラス5711J-001の価格比較
時計名 | 状態 | 2018年7月の安値(楽天) | 期間 | 2019年12月の安値(ヤフーショッピング) | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ ノーチラス 5711J-001 |
中古 | ¥4,510,900 | 1年 5ヶ月 |
¥6,375,000 | 1,864,100 | 141.32% |