なお、2017年10月と2019年12月との間には消費増税がありますが、それを考慮しても5200.50は値上がりといえる様子。また、2017年当時の水準を消費税10%換算にしても10万円台にはなりません。
ですから、この10万円台という水準がいかに重要かが分かるわけですが、これはおそらく過去最高値に匹敵する水準だといえます。
この5200.50といえば、かつては5万円前後というイメージすらあったわけで、安く買えるオメガという印象がありました。
また、現行だった時代において、このダイナミックは、高級腕時計としては“最も安く買える価格帯”という印象があったわけですが、今の中古水準では、当時このダイナミックよりはるかに高かったブルガリやカルティエよりも中古価格が上という状態になっているのです。
これは、これまでのダイナミックというキャラクターからすると感慨深い現象だといえ、今後どうなるのかが興味深いといえます。
ちなみに、クロノグラフのほうは現在15万円以上という水準ですが、そちらもどうなるのか楽しみな1本だと感じます。
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