2018年8月に30万円台という中古水準に達したスピードマスター3570.50。
3750.50といえば、90年代中盤にデビューしてから2010年代半ばまで、長らく現行モデルとして販売されたモデル。初心者から玄人な愛好家まで、幅広い腕時計ファンに愛されるといった「稀有な存在」であるのが、このムーンウォッチであります。
ただ、そういったことから、流通量はかなり多め。流通量が多いということは、需要が供給を上回るハードルが高いわけで、値動きしづらいという側面があって仕方がないといえます。
しかしながら、そんな3570.50は、ここ数年、上昇傾向。リーマンショック後⇒アベノミクスといった大きな経済的出来事があったときに値動きするのはもちろんですが、そのような事柄がなかった2018年に30万円台に達したのは「かなり凄い」と感じたわけです。
ただ、30万円台となって以降、この3570.50は、30万円台と20万円台後半を繰り返すような値動きとなり、この1年は「だいたい30万円ぐらいだった」というしかない感じです。
そういった意味では、記事でお伝えするのは難しかったといえ、記事準備中に「30万円台⇒20万円台。もしくはその逆」といったように、ころころ価格が変わるのです。
とはいえ、前回記事でお伝えしてからもう1年以上が経過。そろそろ今の様子をお伝えしたいと思ったところなのですが、やはり今でもそういった様子に変化なく、「29万円か30万円ぐらい」としか言うことができない状況です。
ただ、「この1年で大きな変化がない」ということははっきりとしており、またおおよそ30万円程度であるということは確かだといえます。
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オメガスピードマスタープロフェッショナル3570.50の価格比較
時計名 | 状態 | 2018年8月の安値(楽天) | 期間 | 2019年12月の安値(ヤフーショッピング) | 変動した額 | 残存価額 |
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オメガ スピードマスター プロフェッショナル 3570.50 |
中古 | ¥305,910 | 1年 4ヶ月 |
¥301,000 | -4,910 | 98.39% |