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3年で60万円以上の値上がり、サブマリーナ116618LN

前回記事で116618LNをお伝えしたのは2017年2月のことでしたが、その際この腕時計は257万円という水準で購入可能でした。

2017年2月といえば、デイトナ16520が目立って上昇している時期でしたが、その他のモデルに関しては、値動きしているモデルもあればしていないものもあるといった感覚がありました。

2017年2月の記事では、2011年の新品実勢価格(安い順の3社平均値)と比較したのですが、そういった比較でも69万円ほど2017年の中古のほうが高いという傾向でした。

そして、それから3年近くが経過した2020年現在となっては、そこからさらに62万円ほどの上昇となっているのです。

2017年から2020年にかけて、多くの腕時計が高くなったため、60万円といった値上がり額は珍しくありません。

しかし、アベノミクス以前の新品実勢価格と2017年の中古との比較で約69万円の差だったことを考慮すると、2017年⇒2020年の変化は、それに匹敵する水準であるため、凄いという感想になるかと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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