オメガのシーマスターといえば、有名モデルである一方、そのシリーズには様々なモデルが存在し、「どれがどれ」かを把握するのが難しいといえます。

例えば、シーマスターには、プロフェッショナルやアクアテラがありますが、アクアテラの中でも様々なモデルが展開されており、見分けるのは困難だといえます。

ただ、アクアテラには、2001年頃に登場した初期世代と、近代的なモデルでは、大きく異なる要素が存在。

その要素こそ、15000ガウスに耐えられる性能か否かというところなのですが、この性能を搭載するモデルを拡大したのが2014年であるのです。（15000ガウスモデル自体は2013年に登場）

この231.10.42.21.03.003は、その際登場したモデルで、銀文字盤、黒文字盤とともにデビュー。ケースサイズは41mmで、ブレスレットを装着しています。

こういった内容は、まさにオーソドックスな腕時計といえるわけですが、実際、普段遣いの1本として人気が高いように感じます。

シーマスターはスポーツ系統なシリーズですが、このアクアテラのキャラクターを見ると、ロレックスいうところのオイスターパーペチュアルデイト、もしくはデイトジャストといった印象。同じシーマスターでもプロフェッショナルとは雰囲気がずいぶん異なるといえます。

なお、この231.10.42.21.03.003の文字盤には、縦のラインが印象的となっていますが、これはクルーザーのデッキをイメージしたとのこと。シーマスターといえば、波をモチーフとした文字盤デザインの印象がありますが、このアクアテラはクルーザーがモチーフというように、スポーツよりラグジュアリーな方向性だといえるでしょう。

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