デイトナといえば、SSモデルの人気が高いという印象がありますが、それは文字盤デザインの評判が良いということを示しているといえるかもしれません。
現行の116500LNも、前モデルの116520も、エルプリの16520もバーインデックスという点が共通していますが、同じ銀色系のWGとなるとバーインデックスが採用されないという傾向があるのです。
116520などSSモデルがバーインデックス仕様だったのに対し、WGの116509となるとローマインデックス仕様となるのが当たり前。(SSに無い文字盤色にはバーインデックスあり)
同じ銀色系の両者ですが、文字盤の印象がずいぶん異なることから、どちらがSSで、どちらがWGかということがひと目見ただけで分かるのです。
しかし、そんなWGデイトナにおいて、黒文字盤の革ベルトモデルには、なぜかSSと同じデザインの文字盤を採用するモデルが存在する傾向があります。
その1つが、この116519なのですが、画像をみて分かるように116520と同じ雰囲気であるのです。
ブレスレットの116509には採用されなかったこのデザインの黒文字盤ですが、革ベルトならばSSとWGの差別化ができたため、おそらく採用されたのでしょう。
その結果、116520的な見た目をもつけれども、実はWGというデイトナがあることになり、意外なレア感を持つ印象となっていると感じます。
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