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2020年1月28日更新

久々に上昇した、インヂュニアIW322701

このIW322701の現在水準は、2019年5月や2017年と比べると値上がり状態ですが、実は2010年と比べるとほぼ同じという水準です。

2010年12月において、IW322701約39万円だったため、まさに現在とほぼ同様。ですから、IW322701はこれまでにないほど目立って上昇したというよりは2010年と同水準になったということにとどまるわけです。

IWCの腕時計は、このIW322701に限らず、あまり値動きしないというモデルが多いように感じますが、そういったモデルは「高くならない」一方で「安くもならない」傾向があるといえます。

ですから、2010年頃と2017年頃で相場があまり変わっていないという傾向がIWCでは目立つといえます。

それに対して、このIW3227012017年の段階で2010年と比較して値下がり傾向となっていたわけです。

そういった意味では、今回の値動きは2010年水準に戻ったともいえるため、ごく自然な値動きと感じるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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