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110万円台にまで回復、GMTマスター2 116710LN

116710LNは、2019年3月時点で大幅に上昇した反面、その後は下落傾向となり、回復した今でも2019年3月水準にまで回復していない様子があります。

こういった値動きといえば、シードゥエラー116600が思い浮かびます。

116600は、2014年に登場したものの2017年には生産終了となったモデル。その生産期間の短さから、一時は大幅に上昇したものの、その後は値下がりとなった経緯があります。

しかし、回復して以降、相場は上昇。今では、値下がり前のピーク時より高い水準となっています。

116710LNは、まだ2019年3月水準にまで達していない状態ですが、もしもその水準を超えたのなら、その後がどうなるのかとても興味深い存在です。

GMTマスター2の人気要素といえば、今では「青赤」ですが、2007年までの人気は「黒」でした。

ですから、人気要素が再度逆となる可能性はないわけではないのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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