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動かなくなった、スカルプチャー5091/1A

2018年と2020年では、アクアノートはずいぶん高くなったという印象がありますが、その反面スカルプチャーは値下がりとなってしまっています。

2018年3月付近のアクアノート5065/1Aは、230万円台という水準でしたが、今では360万円台。この2年で100万円を大きく超える値動きとなっているのです。

それに対して、スカルプチャー10万円程度の下落といった様子。

2018年にアクアノートに近づいた印象だったスカルプチャーですが、近づく前、すなわち2016年以前よりもアクアノート5065/1Aとの価格差が広がった状態となってしまったといえます。

かつて、大きく値動きする印象でなかったこのスカルプチャー5091/1Aが、2017年、2018年と“1年で20万円程度”の動きとなっていたことにびっくりしましたが、今となっては、なぜその時期だけ特に動いていたのかということに驚きます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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