3年前の記事で取り上げた手巻きエリプスが、まさにこの「WG 青文字盤」という組み合わせでしたが、それ以来あまり見かけることがなく、久々に出現したと感じます。
このWGの青文字盤は、配色的にはプラチナモデルと同様。
そういった配色だけでなく、ゴールデンエリプスの青文字盤は、文字盤プレートがK18でできているという特徴もあります。
ですから、この青文字盤WGモデルは何かと魅力的だといえ、50万円台⇒80万円台という変化も納得です。
しかし、エリプスという時計は、これまで「単なる不人気モデル」という印象が強かったともいえるため、今のような評価となることを想像できた方はあまりいないでしょう。
実際、2010年の段階では30万円台といった評価だったわけで、パテックフィリップらしからぬ価格帯に長年位置していたという印象です。
とはいえ、今の80万円台となった今でも、パテックフィリップとしては、依然「最も安い」といえる価格帯であるわけで、まだまだお得感があるという側面もあります。
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