現在の約665万円という水準ですが、これは2019年3月の約648万円に近いといえます。
そうなると、5711/1A青文字盤は、2019年に600万円台⇒800万円台という目立った上昇を経た後、結果的に元の600万円台中盤という価格帯に戻ってしまったということになるわけです。
しかし、そんな5711/1Aには気になる動きがあります。
それは、白文字盤の相場です。
現在、白文字盤はなんと青文字盤よりも高い状況。2019年2月にも白文字盤が上昇したことがありましたが、その後は「白文字盤に対する逆襲」かのように青文字盤が値動きしたのです。
今回も2019年春頃と同じ現象となるかは分かりませんが、青文字盤の現在相場は他のノーチラスの様子を見る限り、興味深い価格帯だと感じます。
また近頃、パテックフィリップに限らず「青文字盤」が人気という様子がありますが、そういったトレンドの発生源こそ、この5711/1Aだといえます。
そういった意味では、5711/1A青文字盤という存在はかなり強いわけで、他のモデルが回復したりする中、依然このような下落となっている姿は“らしくない”とも思います。
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