この3570.50は、2016年4月の記事で紹介した際、22万円という水準で購入可能でした。
そして、それから約4年後の今、査定結果はなんと約22.2万円という状況。変動額は約2500円に過ぎませんが、プラスになったわけです。
値上がりする腕時計は、ロレックスなどごく一部といった批判もありますが、このスピードマスター3570.50のように、レアとは正反対なキャラクターも、売却して利益が出る事例があることを今回お見せすることができました。
この約22.2万円という買取価格は査定結果ですから、もしも2016年4月に22万円で購入していたならば、利益が出たとはっきりいえます。
ムーンウォッチは、価格帯的にも人気度的にも、「高級腕時計の最初の1本」として購入するといったケースも多いでしょう。
もしもその時「中古」を選択することができたなら、買った値段よりもちょっと高い値段で売ることができたのです。
ただ、新品を選択していた場合、2016年4月頃、3570.50の新品実勢価格は約30万円だったため、8万円ぐらいのマイナスとなります。
とはいえ、このケースでも中途半端な価格帯の腕時計を買うよりも良かったといえます。なぜなら、中途半端な価格帯の腕時計を買って、「0円」に近い状態になるよりも、ムーンウォッチを実質8万円で楽しめたというほうが価値があると考えるからです。
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