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以前よりA番の評価が高まったと感じる、GMTマスター16700青赤ベゼル

ロレックスの最終年式品番といえば、他の年式よりも価値ある傾向があり、デイトナ16520P番などは昔から「高い品番」として有名です。

16520の場合、現在ボトム価格は240万円程度といったところですが、P番となると450万円ぐらいにもなるわけで、「P番」に対するプレミアムは200万円程度だといえます。

その他にも、有名な最終品番として16710のM番や16600のV番などがあります。16710のM番は16710全体のボトム価格よりも約100万円高く、16600のV番は64万円ほど高い状況となっているわけです。

その一方で、最終品番があまり高くならないモデルもあります。

このGMTマスター16700はまさにその例なのですが、そういったことは2016年の段階から何度か指摘しています。

ただ、2017年からは、他年式に対して高いといった状況となりつつある様子が見え、16700として早い段階で100万円以上という水準になったのはA番でした。

とはいうものの、その差は「あるようでない」といったこともあり、例えば2019年4月の段階では、青赤A番は、他年式の青赤に対して10万円高い状況だった一方で、黒ベゼルとなると他年式と大きく変わらない傾向だったのです。

その際、黒ベゼルはA番でもボトムに近い価格帯となっていたわけで、相変わらず最終品番の評価が弱かったといえます。

では今年、そういった評価はどうなっているかというと、気づかないぐらい僅かな感覚で変わっている状況だと感じます。

現在、青赤のA番は他年式と比べて16万円ほどの差となっているのですが、これは2019年4月よりも差が広がったといえます。

そして、興味深いのは黒ベゼルにおいてもA番が高くなっているという点です。現在、16700黒ベゼルのボトム価格は99万円ですが、黒A番のそれは110万円。ですから、黒ベゼルでもA番は11万円高い状態であるため、以前よりA番の評価が高まったと感じるわけです。

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ロレックスGMTマスター青赤ベゼルA番16700の価格比較

時計名 状態 2019年4月の安値 期間 2020年8月の安値 変動した額 残存価額
ロレックス
GMTマスター
青赤ベゼル
A番
16700
中古 ¥1,201,392 1年
4ヶ月
¥1,250,000 48,608 104.05%
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