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ダークロジウム文字盤は130万円台、ヨットマスター116622

2016年のバーゼルで、116622の新文字盤として登場して以降、ずっと人気という印象のダークロジウム

2017年5月の新品実勢価格(3社平均値)は約124万円でしたが、2019年3月には中古ボトムが約127万円となったため、「過去の新品価格よりも、後の中古相場のほうが高い」という現象を達成しています。

このような現象はデイトナ116500LN登場以降から見られるようになりましたが、2015年頃までは「新品はデビュー時が最も高い」という常識があったのです。

筆者も、2015年に出した著書「腕時計投資のすすめ」でそのことに触れましたが、デイトナ116500が登場した2016年以降は、「デビュー時が最も高い」というわけではなくなっています。

ただ、このような現象が起きているのは、人気モデルと印象があるわけで、逆にいえば、この現象が起こったというのは「人気モデル」という称号をもらったともいえるようにも感じるわけです。

ですから、116622のダークロジウム文字盤が「過去の新品よりも後の中古が高い」となった際、「ダークロジウムの人気度は本物」ということを確認できたともいえます。

けれども、そのような値動きとなった2019年3月以降、ダークロジウム文字盤はあまり目立った値動きとなっていなかったのです。

2019年夏頃から2020年にかけて、2度の下落トレンドが発生したため、目立った動きとなっていなかったのは仕方がない部分もありますが、2019年3月と2020年3月とでは、ほぼ動きが無かったのです。

これは116622の他の文字盤色でもいえたことなのですが、人気が高いといわれるダークロジウム文字盤の値動きがないというのは寂しいようにも感じたといえます。

しかし、そんな116622ダークロジウム文字盤は今、そのような状況ではなくなっているのです。

現在、ダークロジウム文字盤のボトム価格は約135万円なのですが、これは3月水準に対して約7万円の値上がり。その結果、130万円台という水準になったのですが、これは筆者が確認した中古ボトム価格として、過去最高値であるのです。

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ロレックスヨットマスターダークロジウム文字盤116622の価格比較

時計名 状態 2020年3月の安値 期間 2020年9月の安値 変動した額 残存価額
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中古 ¥1,280,000 0年
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