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2020年9月9日更新

復刻でない世代、カレラCV2110

このCV2110、2012年頃の相場だと、復刻のCS3110よりも高い水準に位置していました。

その当時、CV2110約16万円だったのに対し、CS311010万円台前半といった水準。単純に「新しいほうが高い」といった感覚の相場だったといえます。

しかしながら、今となってはCS3110よりもCV2110のほうが10万円程度安いという価格序列に変化。現在、CS3110の中古売出しはないものの、2020年の売出し価格を見る限り30万円前後です。

復刻世代の売出し個数が減り、なおかつ相場も高くなった今、CV2110という存在は「復刻エッセンスを含んだ気軽に使える1本」として検討するのが良いような気がします。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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