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現在相場の様子を見る、デイトナ116500LN黒文字盤

7月の末頃から、2019年上半期を超えたというモデルをそれなりに見かけるようになってきましたが、このデイトナ116500LN黒文字盤や、GMTマスター2116710BLNRなどは2019年上半期のピーク水準以上とはなっていない様子があります。

それらに共通するのは、2019年上半期並に回復しているものの、まだ2019年のピーク水準を超えていないという点です。

実は、サブマリーナ116610LVも、生産終了が発覚するまでそのような動きとなっていたのですが、「緑文字盤」でない新型登場後、200万円以上という中古ボトム価格に到達。2019年上半期水準を大きく引き離す過去最高値となっているわけです。

以上のことから、現在水準は2019年上半期に近いものの、まだ一歩及ばずといったところだといえるかもしれません。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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