2002年に登場したPAM00126ですが、登場時の印象は50番の上位モデルといったところでした。
2002年といえば、パネライブームが起こった年だといえますが、当初人気のあったパネライこそ50番。2002年中盤頃には、50番よりも、1番や2番など44mm手巻きモデルのほうが高い人気度となっていましたが、依然として50番の人気が高かった時代だといえます。
そういった中、登場した126番は、50番よりもさらにすごいモデルという印象があり、実際、実勢価格も高かったことから、「憧れのモデル」という存在感だったといえます。
そのようなキャラクター性は、その後も引き続き失われていなかったといえ、クロノグラフを除く他の40mmブレスレットよりも“高い価格帯”という傾向があったわけです。
ただ、2018年6月時点でその水準は約53万円といったところ。これは2011年と比べて4万円程度の差にとどまっていたため、それ以前のキャラクター性を考慮すると「あまり動かない」という印象だったといえます。
ちなみに、40mm青文字盤の69番は、2017年12月時点で約55万円という水準に達していたため、その時点で126番は69番より安い価格序列となっていたことになります。
補足として、2002年頃の69番のキャラクターを説明すると、当時40mmブレスレットで最も人気がなかった存在といったところでした。ですから、69番が126番よりも高くなるというのは「驚き」だったわけです。
またその後も、126番はあまり目立った動きをすることがなく、なんとなく値下がりというような感覚があったのですが、ここにきてその印象ははっきりしてきたと感じます。
現在、126番のボトム価格は約47万円となっているのですが、これは2018年6月水準よりも6万円程度の値下がり状態。
これは、2011年7月水準よりも安い状況であるのです。
オフィチーネパネライルミノールパワーリザーブPAM00126の価格比較
時計名 | 状態 | 2018年6月の安値 | 期間 | 2020年10月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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オフィチーネパネライ ルミノールパワーリザーブ PAM00126 |
中古 | ¥537,840 | 2年 4ヶ月 |
¥473,000 | -64,840 | 87.94% |