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4ヶ月で約47万円の上昇、ロイヤルオーク15300ST.OO.1220ST.01

先日デイトナ116520白文字盤の事例を紹介しましたが、116520白文字盤は、なんと『2年で10万円程度の上昇』という動きに留まっているのです。

それと比べると、『4ヶ月で約47万円の上昇』となっているこの15300STは、かなり凄い状態であることが分かります。

ただ、これまでにおけるノーチラス5711/1Aの値動きがこれよりも激しい印象があったため、雲上スポーツという観点では『4ヶ月で約47万円の上昇』は「凄いけど普通」といった感想にもなってしまいます。

とはいうものの、ノーチラスが目立った値動きをしていない今において、これだけの値動きとなっている15300STは、かなり凄いということは確かでしょう。

ちなみにこの15300ST、2010年5月時点ではなんと約54万円という水準でした。

ですから、もしもその頃15300STを買ったならば、250万円近い値上がり体験となったわけです。

なお、2010年といえばリーマンショック後の安い時期でありますが、デイトナ116520白文字盤は70万円台といった様子でした。

つまり、2010年時点では116520よりも15300STのほうが安かったわけですが、2020年現在では116520よりも15300STのほうが遥かに高いのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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