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2021年1月27日更新

以前よりも動いている、デイトナ16523シャンパン文字盤

デイトナといえば、価格帯が高いゆえに「憧れの腕時計」というイメージがありますが、それに加えて「人気度が高い」という要素も持ち合わせています。

そのため、デイトナは高価格帯という相場ながら、その多くが「派手に値動きする」という傾向があるわけです。

しかしながら、そういったデイトナでも、あまり値動きしない存在があります。

それこそが、この16523なのですが「デイトナとしては最も値動きしない存在」だといえるかもしれません。

また、この16523は全デイトナの中で最も中古相場が安価という側面もあります。ですから16523は、“値動きしない”かつ“最も安い”デイトナといえるわけです。

デイトナのラインナップには、SS、コンビ、K18(革ベルト/ブレスレット)、プラチナがありますが、K18は元が“高く”、SSは人気があるから“高い”わけで、中古市場ではコンビが最も安価という傾向が20年以上前からあります。

そのため、コンビの旧モデルである16523が「デイトナとしては最も安い中古相場」となるのは長期に渡って続く「当たり前」であるわけですが、ここで興味深いのは「なぜ16523は、116523よりも安いのか」ということです。

デイトナの相場は、基本的に2000年デビュー世代よりもエルプリ世代のほうが高いという傾向があるのですが、不思議とコンビに限っては「エルプリのほうが安い」のです。

そういったことは、2016年の段階から記事で指摘していますが、それから5年経った現在でも、未だ「16523のほうが安い」ということに変わりありません。

現在、16523155万円というボトム価格なのですが、116523164万円。やはり16523のほうが安いのです。

とはいえ、16523の値動きを見てみると、意外にも「以前よりも動いている」という感覚になります。

実際、このシャンパン文字盤は2019年11月⇒2021年1月の1年2ヶ月という期間での値動きが、約21万円という状況。

以前の動きを見てみると、10万円以下の動きが目立っていたため、やはり現在の値動きは「以前よりも動いている」ということになるわけです。

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ロレックスデイトナシャンパン文字盤16523の価格比較

時計名 状態 2019年11月の安値 期間 2021年1月の安値 変動した額 残存価額
ロレックス
デイトナ
シャンパン文字盤
16523
中古 ¥1,333,200 1年
2ヶ月
¥1,550,000 216,800 116.26%
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